Mishima Satsuki

イラストレーター / デザイナー

1992年生まれ。現役美大生。CDジャケットや雑誌の挿絵、グッズデザイン、フライヤー、名刺制作などを手がけ、今もっとも注目されるアーティストのひとり。

三嶋さつき_いきをすう

3太陽と呼吸をした

もう3回目だそうです。こんにちは。

一月は行く、二月は逃げる、三月は去る
と昔の人は上手いこと言ったなぁと思いますが、ほんとうに、あっという間に逃げてしまいました。

個展『いきをすう』と『太陽と呼吸』を振り返って

三嶋さつき個展「いきをすう」@ にじ画廊1Fミニギャラリーの様子

これまでの作品や初公開の作品が多数並びました

前回告知していただきましたが、先月(2017年2月)、吉祥寺にあるにじ画廊さんで展示を行なっておりました。5日間の短い期間でしたが、ほんとうにたくさんの方にお越しいただきました。

わたしたちの展示のために時間を使っていただいて、遠い方は交通費を出して、見て頂けるのは本当にありがたいことです。展示が終わり数週間が経ちますが、あの喜びや嬉しい気持ちはずっと覚えていたいと思います。


「ひと」との出会い

個展前日、搬入と設営の様子

ちょこっとだけ振り返ろうと思います。

こちらは前日、搬入・設営の様子。
木津(編集部注:二人展『太陽と呼吸』のパートナー木津つかささん)とあーでもないこーでもないと言いながら、セッティングしていきました。夕方には友人も来てくれてスポットライトの調整など。すでにヘトヘトの前日でした。お客さんに来てもらえるのか?!という不安を二人で吐露していました。


ところが前日までの不安はどこ吹く風で、会期中のにじ画廊はたくさんの人で賑わいました。

ひとりで、親子連れ、お友達同士、ご家族、カップルなどなど。今回の展示は、わたしの中で一言で表すと「ひと」だと思います。たくさんの人に出会って、観てもらって、くつろいでもらって。幸せだなぁと、ただそればかりでした。

本当にありがとうございました。


チヂマツミキwithカスタムの2人と

三嶋さつきさんとチヂマツミキwithカスタムのおふたり

前回宣伝をさせてもらった、チヂマツミキwithカスタムの2人も来廊してくれました。

右から、チヂマツミキさん、三嶋さつき、ひろしカスタムさん。チヂマツミキさんは、わたしがお仕事を始めたばかりの頃に、グッズのためにイラストのオーダーをしてくれました。それから早2年。ミキさんは上京し、東京で歌っています。そして、わたしも来年上京します。

わたしは、来年から社会人として働くことになりました。某企業のデザイナーとしてお仕事をします。最近、インスタグラムをやめました。

次回は、これからのことと、これまでのことと、今思うことを話せたらと思います。

三嶋さつき_いきをすう

1

1月23日公開

デザインは誰かの、しあわせのた...

現役美大生でありながら、プロとしてCDジャケットや雑誌の挿画のデザインなどをこなす話題のアーティスト、三嶋さつきさん。Instagramで1万人以上のフォロワーを集めるなど、インターネットでもその評価は着実に広まっています。平日は学校、週末は自宅でデザインの仕事をしながら、デザインとは何か?という根源的なテーマに向き合っています。

2

2月17日公開

絵のはじまりから

学校や仕事のあいまにも絵を描く。「部屋にあると優しい気持ちになるようなものを」そんな創作活動への姿勢は三嶋さんのすべての作品に共通しています。最近描いただいすきなチューリップの絵が完成するまで工程を公開!

3

3月21日公開

太陽と呼吸をした

吉祥寺にじ画廊での個展『いきをすう』と『太陽と呼吸』を終えて、搬入や設営をしながら「お客さんに来てもらえるのか?!」と不安になったことや、それでも会期中にはたくさんの出会いがあったことなどを、いま振り返ります。

4

4月18日公開

楽したい。

12,000人のフォロワーがいたInstagramを突然やめた。それは作家としての決意表明だったのかもしれません。本当は楽したい。だからこそ、指さきだけで簡単にできてしまうことから距離を置こう。今年は学生生活最後の1年、そんな思いを胸に、三嶋さんはどんな時間を過ごすのでしょう。

5

5月30日公開

おじいちゃんのこと

思い返せば思い返すほど、こぼれるほどでてくるおじいちゃんの思い出。おじいちゃんがもうここにはいないという現実を受け入れるための時間の中で、三嶋さんが今敢えて言葉にしておきたかったこと。

6

6月20日公開

おおきく笑うこと

6月、はじめての中国、大連へ。海が近くて、ビルと車の多い都市。そこに生きる人たちは何事にも全力で、人間的で優しい。植物が、たべものが、そして人々が放つエネルギーに圧倒される旅だった。この旅で見たもの、感じたこと、そして帰国後の残り少ない学生生活、作品づくり、そして…。